施工前　全体に芝生があり、写真にあるツツジも移植しました。

既存のツツジ移植作業の様子

雨庭の仕組み
独自で雨水の浸透能力を向上させるために竪穴を掘ったり、土壌改良を行っています。

竪穴堀りの様子

現段階においては、この構造が最も浸透能が優れています。

雨水を雨庭に流すための配管を延長し、水圧なども考慮して景石の位置にも工夫しています。

R7.9　完成直後の様子

R7.9　完成直後の様子

R7.10　芝生の緑がとてもきれいです。

　

　

　

　

ピンクの穂は「ミューレンベルギア」というグラス系の宿根草です。

景石は阿蘇の溶岩石を使用しています。

今回もいろいろな種類の宿根草を使用しています。

東武園緑化は、2023年に「熊本雨庭パートナーシップ」というグループに参画しました。 「雨庭」とは…　雨庭は雨が降った時に、屋根やアスファルトなどに溜まった雨水を、そのまま排水路や河川に流すのではなく、 一時的に貯めたり、地面に浸透させたりする庭や空間のことを指します。 このような仕組みは、都市の洪水リスクを減らし、地面に水を浸透させることで、環境にも優しい効果があります。 私たちは、さらに機能を高めていきたいと思っています。いろいろなパターンの竪穴の浸透能力を測定することにより、 より浸透能力の高い雨庭にたどりついていきたいと考えています。 また、機能面だけではなく、景観デザインにも配慮し、バランスの取れた雨庭を追求し続けます。